今年1月の共通テストを皮切りに、大学受験をスタートさせた元・高3ブリコ。
何度か紆余曲折あったものの、今年春から地方国立の大学生になった。

合格発表からの、いきなりの家捜しに部屋の整理、メルカリでの参考書バンバン売り、ブリコ妹に約束してた一年越しのおやつおごり(つかみ取り)など、嵐のように済ませて、いま一人山の向こうで暮らしている。

我が家は五人から四人になり、気づくと猛烈な喪失感でさびしくなってしまっている。

昔々、やはり弟が地方に進学したとき、母が寂しすぎて肺炎になってしまったことがあった。
当時は「まだ私がいるのになあ」なんて思っていたけど、どうやらそれは不正解なんだと思う。

その子にはその子だけにしかない存在感と価値があって、他のきょうだいでは代用できない。たぶん。

でも当のブリコはまっすぐ突き進んでいる。
4歳からやろう!と決めていた将来の仕事を目指して、1日1日を熱心に過ごしてるみたい。

がんばれー!
なんの家事も覚えることなく行ってしまったブリコ。ここ3週間は、いろんな質問が飛んできてそれはそれで楽しい。

とりあえず、洗濯洗剤は液体がおすすめだよ。